赤ちゃんの粉ミルク その1 |
母乳栄養の方はこのあたりあまり悩まなくていいと思うのですが、ミルクをあげているお母さんは海外で最初に頭を悩ませるところだと思います。なんせ、待ったなしだから。。。
ちなみに私は、生後半年ぐらいまでは母乳中心の混合で育てていました。
半年ぐらいから母乳の出が悪くなって、いろいろ試行錯誤をしたのだけれども、完全ミルクに移行。
混合時代からずっと、粉ミルクは明治乳業の「ほほえみ」を使用。粉ミルクは変えない方が無難という話も聞いていたので、ほほえみをずっと使用してきました。
渡独の際も悩んだのですが、そろそろ子も9ヶ月になるんでフォローアップミルクの時期だし、日本から空輸をしてもらうのも大変だしということで、日本から多めに持参して無くなったところで現地調達して大丈夫じゃない?、と考えていました。
ところが!ドイツの粉ミルク、まずやたら種類が多い、次に値段の幅が日本より明らかに広い。日本だと、通常の缶(約850グラム)は2000円ぐらいで販売されているのではないでしょうか。
ところがドイツだと、ほぼ同量でも下手すると500円ぐらいからあるし、高くても日本の粉ミルクほどはしないようです(15ユーロぐらい)。
そんでもって同じ会社から販売されている粉ミルクの種類が多い。
で、私が最初に選んだ粉ミルクは、milupa が出している Aptamil 1 というやつ。生れたときから飲めると書いてあったし、激安を選ぶほどの勇気は全く持ち合わせていなかったため、そこそこするこれを選んだ。
書かれてある作り方にそって調乳。
まず40度ぐらいのお湯でミルクを溶かせとあるのに驚く。日本じゃ、60度あるいは70度で、ミルクのたんぱく質を固まらせない程度の温度で、殺菌効果も期待して溶かせるように指導を受けてきた。
でもそういうもんなのかと思い調乳。ミルクが溶けにくい。その時は温度が低いせいだと思っていたけれど、そればっかりではなくて、水が硬水だから溶けにくいよう。これは緑茶なんかを家でいれた時にも感じる。
完成したミルク、うちの子はちょっと嫌がった。その頃は日本から持ってきたミルクも少し残っていたもんだから、それをやってみるとぐびぐび飲むんだけど、Aptamil の飲みは悪かった。
そうはいっても、日本ミルクがなくなったらそれしかないので、現在ではぐびぐび飲んでます。
ちなみに、Aptamil はそれなりにちゃんとした粉ミルクの名前のようで、milupaという会社の製品として欧州では広く飲まれているらしいことが、後にわかりました。
現在も粉ミルク調査中。どうもAptamil 1 は生れたときから完ミで育てる場合のミルクのように読める(はっきりわからんので、誰か教えて)。多分うちの子の場合、Aptamil 2 (母乳とミルク混合の場合用だと思う)か 3 (離乳食をはじめた場合用だと思う)で十分なんだと感じている。
一応Aptamil のリンク載せておきます。
英語版
ドイツ語版