イースターの休暇 |
日本でもこの時期にウサギや綺麗にデコレーションされた卵などを見かけるようになりましたが、まだまだなじみの薄いイベントだと感じます。
こちらではイエスキリストの復活を祝う祭なので、クリスチャンにとってはとっても大事なイベントです。
だからといってクリスチャンでない私たちにとっては、ありとあらゆる日用品を販売する店が閉まる期間で、強制的にお休みをとらされるような時間。
アパートの周りでは特定のパン屋さんとカフェが開いているだけで、酒屋さんもスーパーもドラッグストアも街中の店々が閉まってしまいました。
カフェも10店のうち1店開いているかどうかぐらいのペースで、町中を歩いている人は休憩所を探して放浪してしまいます(かつ開いているとめちゃ混み)。
でも意外とこの強制的な休暇って、いいもんでした。
街中の人が一丸となってお休みなので、ぶらぶら歩いたり、芝生に寝そべったり、お店も開いていないからパンを家から持参してベンチで食べたり。。。皆お休み仲間となって楽しんでいます。
教会にも入ってみましたが、教会はやはり超真剣。
祭壇は花で埋め尽くされ、そこにひざまづいて祈り続ける人が多くいました。
観光気分で入ると気が引けます。
4月に入るころには美容院やパン屋さん、靴屋さんといったあらゆる種類のお店のショーウインドウがイースター色溢れるデコレーションを施して、休暇を楽しみにし(いやいや復活祭を祝い)ます。