カタコト日本語を話すドイツ人達 |
昨日のこと・・・
いつもと同じ道を通って家に帰ろうとしていると、前からおじいさんが・・・というか正確には「おじいさん」の存在すら意識せずに歩いていました。そしておじいさんとすれ違った(これも別に意識していない)と思ったら・・・・・・
コンニチハ
とボソッとつぶやくような小さな声が・・・
日本語ですから耳に入るんですよね。「ええっ?!」と思って、首を後ろに回してそちらを見ると、おじいさんも歩きながら首を後ろに回してこっそりこっちを窺っている(笑)。おじいさんにとっても、私が日本人かどうかわからないし不安だったのでしょうか。。。
ええ、ええ言いましたとも、大きな声で「こんにちは!」と。
とある日のこと・・・
マリーエンプラッツのカウフホーフ。大きなデパートなので、お目当ての物がどこにあるのかわからない。ちょっとウロウロとしていると、背広をパリッと着た従業員発見。
私「すいません。ボールペン類を探しているのですが」(ドイツ語)
彼、ふかーくうなずき、天井を見上げるような仕草。沈黙が妙に長い・・・不安がよぎります。私のドイツ語通じなかったかしらん・・・みょ~に長い沈黙の後、突然・・・
彼「下の階の右」(日本語)
ええ?!・・・突然の日本語に素で驚く私。気を取り直して、
私「日本語上手ですね」(日本語)
彼、また深くうなずき・・・
彼「いただきます」
「??」と思いながらも、場所がわかったので深くは考えないようにして、日本語で改めて御礼を言ったところ・・・また、
彼「いただきます」
好感度高い従業員です。超仕事できます!的オーラを発しているのですが・・・
とあるアジアンショップ・・・
真剣な顔で調味料を吟味しているドイツ人。私はその隣で米酢を探していました。と、突然・・・
ドイツ人「これはポン酢ですか?」(日本語)
・・・ぎょっとしつつ、眺めやるとその人こっち見てる!私に質問しているのね(そりゃそうだ)、と合点。また気を取り直して、
私「はい、それはポン酢です」(日本語)
と日本語教師のような日本語で返す・・・すると彼、必死でポーカーフェイスをつくろいながらも、超嬉しそう。「ヤタッ、通じた!」と顔に書いてありました(笑)。
ヴィクトアリエンマルクト。随分暖かくなってきたので、お外でビール飲んでる人多数。